英作文の思い出
英作文といったら自分の大学入試の時は
これと志望大学の過去問を何度も繰り返しては先生に持っていったものでした。残念ながら努力は実らなかったのですが、本当に力がつきました。
英作文は英借文、最近の参考書
ところでみなさんは英作文は英借文というのは聞いたことあるでしょうか。我々非ネイティブが作る英文というのには限界があって、自分で英作文してしまうとおかしな文を作ってしまいます。そこでネイティブが作った例文から"借りて"文章を作ります。それを"英借文"と呼びます。英語の学習本みたらこれは結構書かれていることです。
英借文するためにはまず例文暗記ですが、最近では竹岡先生が非常に良い本を出されていて、それがスタンダードになっています。ドラゴン・イングリッシュ基本英文100。100個の例文に竹岡先生のノウハウが惜しげもなく凝縮された一品です。
竹岡先生の名著。普通の英作文の勉強サイトでもこれを勧める人はちらほら。出版から10年以上経った2019年時点で33刷されている。
15年前の浪人時代に受けた竹岡先生の英作文の講義は非常に勉強になったが、今では出版されていて誰でも勉強できるように。
私が受験生の頃からZ会の英作文の参考書はよくできていると評判で、今でも使っている受験生は多いですが、最近では桐原書店が出しているハイパートレーニングシリーズも非常に評判が良いようです。これだけ色々出ていると受験生としては目移りしてしまいますが、多分強いのは問題集を絞り込んでやり込んだ人じゃないかなーと思います。
大矢先生の英作文の本。CD付きで構成も使いやすいので学生さんにも勧めています。
自由英作版。前半自由英作の構造についての解説が詳しい。
その後
私は英作の勉強は第二志望で入った大学に入ってからも続けていて、当時の教材はJapan Timesの伊藤サムさんの本。これは何度もやりました。
因みに実用英作の講座ではDHCというのが昔からあります。業務利用を目指したレベルなので料金は高めですが、内容は良いようです。
最近の選択肢
大学時代の英作の勉強は難点がありました。
"添削が、ない"
そうなのです。大学以降は添削してくれる人が見つかりません。しかし、最近では強い味方が現れました。
オンライン添削
そうなのです。今の時代有料ですがネットで添削してくれる人は見つかるのです。ネイティブで、しかも早い。短文なら数百円〜1000円程度ですが、教育効果を考えれば安いもの。
idiy.bizライティングの記事をよく見ると紹介されていることが多いidy。単語数で課金。
poligo.com安河内先生の本で紹介されていたサービス。これは文字数に応じて課金で、ちょっと高いけど早い。
www.editage.jp研究系の添削サービスだが非学術系のものも受け付けてくれる。筆者はよく利用している。
塾でも自分が学生さんの英作をみること自体はありますが、このネット時代、ネイティブによるオンライン添削も勧めています。外注も大事。学生さんも忙しいからいつもじゃなくてたまにですけどね。
参考