長いこと足踏みしていましたが、めでたく任期付ではありますが仕事が決まり、今は関東に引越しています。和室+洋室のお部屋でなかなか良い所です。
さて、駒込の碁盤屋さんで父の会社の碁盤を修理してもらってかれこれなんと10年くらいになります。10年経ちましたがこの碁盤を使っていたのは正味3-4年?しばらく個人的な事情でダンボールの中で眠っていましたが、今のお部屋は和室があるので、でんと鎮座して朝10分くらいウォームアップに勉強しています。囲碁はとっつきにくさから今では将棋人気に押されきってしまって碁盤屋さんも囲碁関連は販売に苦慮しているそうです。ちょっと備忘録的に僕の基本的な勉強を紹介します。
基本的なルールと入門
これ、入門講座に定評がある石倉九段が書いている本ですが、2冊セットでしっかり読めば初級は卒業できそうなかなり充実した内容になっています。みんなおすすめしています。最初は色々買うよりもこれ2冊をしっかり読み込めば初級は突破できるのではないでしょうか。イラストがヒカルの碁というのもいいですね。しかしヒカルの碁、もうだいぶ前の作品、古典になってしまったので、最近の人わからないだろうな...
手筋のお勉強
最初は手筋の勉強がいいような気がします。手筋をやっておけば囲碁の動き方とかわかる感じになります。逆に囲碁でどういったことをみんなが狙っているかわからないと定石も布石も本当に何やっているかわかりません。
定石
将棋とかやってるとやっぱり定石だなーってなるのですが、囲碁の定石はルールだけじゃなくてゲームの流れとかもわかるようになっていないと覚えづらいし、覚えても僕みたいにすぐ忘れてしまいます。最初はヒカルの囲碁入門に載っているような本当に基本的なものをしっかりマスター(これが重要)すればOKだと思います。
ちなみに著者名は趙治勲というビッグネームですが、将棋と違って囲碁は著者はビッグネームでも書く人は専門の書くのが上手な人というのが普通だそうです。
詰碁
将棋でいったら詰将棋ですね。囲碁も詰碁トレーニングは大事だそうです。
対局アプリ
僕はiPhoneの最強の囲碁を使っています。今はディープラーニング版も出ていますが、僕が使っているのは旧版のもので、これでも置碁、9路13路対応で有段レベルまで調整できるのでだいぶ便利です。棋譜の入力も面倒ではありますができます。秀策の棋譜を入れて移動時間に眺めています。
以上まとめると入門書+手筋、定石の基本+詰碁、そして対局アプリを何周かしたらまあまあわかる感じにはなります。将棋みたいに直感的にパッとやりとりがわかるゲームではないのですが、基本はいくつかの基本定石と手筋...さえしっかり身につけれて対局をこなせばといったところでしょうか。
入門だけでも結構色々やらないとなかなか難しい感じですが、大事なのはある程度定評のある本を何周もすることかなーと感じています。英語の勉強もですが、何事も繰り返して理解を深めるのは有効なようです。