えっとですね,某社の割引クーポンにつられてよくポチらされてしまっております.最近koboを*1手に入れたのですが,iphoneやiPadとかとは別の使い勝手の良さに気づいた次第です."紙のほうがいいっ!"と仰せの方もよく分かるのですが,電子書籍は電子書籍で便利なので,気づいたメリットを書いてみたいと思います.
1)隙間時間の活用
実は,これはかなり大きいです.普通の本なら取り出して,開いて...の時間がありますが,電子書籍だと机の隅っこにちょこっと立てかけておいて,ぱっと視界に入ったときにちょっとずつ,ちょっとずつ読むことが可能です.これで実は結構読めます.つまり普通の本を取り出したりする時間だけを読書に当てられる.案外これは大きいんです.忙しくてもそこそこ(というか結構)読めます.2)とにかく軽い
kindleもkoboも大きめのポッケに入ります.この手軽さは大変有難い.iphoneにもkindleとkoboをいれていますが,文章を読むならkoboを別に持って行っても全く気にならない感じです.3)バッテリー長持ち
1)の前提条件ですが,バッテリーは案外大事です.いつでも立てかけておけるのは放ったらかしていても無駄な電力を喰わない電子書籍だからこそです.iPhoneやiPad(特にiPhone)だとどうしてもバッテリーが気になってしまいますが,電子書籍だと殆ど気になりません.ちなみにカタログでは1ヶ月位とありますが,kobo touchだと,wifiを切っていても2-3週間位が限度といったところでしょうか.漫画を読んだら2週間もつかは結構アヤシイです.あと,ダウンロードとかしたらあっと言う間にバッテリーがなくなります.あくまで読書専用だと,問題ないレベルといったところです.4)割引
kindleも,最近は結構引いてあるものもありますし,koboだと2-3割引クーポンをメールやサイトでよく出しているので,気になる本を電子書籍の値段からかなり引いた値段で入手することができます.古本屋には売れませんが,悪くないと感じています.本って,基本値引きが無いので,凄い得した感じになってついつい買ってしまっています.これは,得しているのか損しているのかよく分からない感じですが...まぁ,読みたい本が本屋さんにいったりする時間の節約と考えれば悪くないと思います.ちなみに本によってkindle,koboで値段がたまに違ったりします.こういう違いは徐々になくなっていくのかもしれませんが,一応気になる人は両サイトをチェックしたほうがいいかもしれません.私は◯UTAYAで投げ売りされていたkobo touchを2000円で買いました.評判は悪かったですが,活字や,限られた漫画とか読むのなら全く不満はありません.しかも2000円分の読書ライトとケースがついていてこの実質端末タダの値段設定なら別に腹も立たないです.むしろ電子書籍のメリット(・デメリット)が体感できて満足しています.
5)スペース取らない
漫画,僕は嫌いではないですが,何が嫌いかというと,読んだ後殆ど触らなくなるのにスペースを食うのが大嫌いでした.基本的には最近は紙は買わないようにしています.だって,引越しの時とか本当に邪魔ですもん.電子書籍だと全部は厳しいですが,10冊ちょい位なら全く問題ありません.3月のライオンとか進...いや,未...なんでもないです,まぁ,最近話題になってたり,気になっている本を手軽に入手できるのは有難いです.ただ,kobo touchだと漫画読んだらバッテリーの消費が大きいです*2.- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2013/12/13
- メディア: Kindle版
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6)割と見やすい
一時期マックに目をヤラれてしまっていましたが,電子書籍だとそういうことはありません.字が少し汚くて不満に感じることはありますが,大きくもできるので,殆ど気にならないレベルです.7)同時並行でスイスイよめる.手回しもよい
ちょっと前までファウストを,今は夏目漱石のこころを読んでいますが,本当に短時間でちょっとずつ読めればいいので,結構サクサク読めています.恥ずかしい話ですが,この年になるまでずっと放ったらかしにしていた本なので,理解はともかく,ちゃんと読めてとても嬉しいです.わざわざ図書館にえっちらおっちら通わなくてもいいですし.あと,何冊も気が向いたときに同時並行で読めるのも利点です.これを紙の本でやると訳が分からなくなりますが,電子書籍だとぱっと切り替えができますので,便利です.よくkindleとkoboではkindleの方が圧倒的に反応がいい,ようなことを書いている人もいますし,そうだとは思うのですが,紙に比べるとページをめくる反応は電子書籍のほうが当然悪くなるので,そこは使いどころじゃないかなという気がしています.
8)この本よみたい,的な時にすぐ買える
特に外国語の本で,この本読みたいなーというときには電子書籍が圧倒的に有利な気がしています.電子書籍だと洋書なら思い切って値引きしてくれているケースもあるので,特に外国語をやっている人にはいいと思います.1Q84 (Vintage International) (English Edition)
- 作者: Haruki Murakami
- 出版社/メーカー: Vintage
- 発売日: 2011/10/25
- メディア: Kindle版
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現状,使いやすさでは断然kindleに軍配が上がります,が,コスパを考えるとkoboも悪く無いです.最近は,koboもPCで読めるようになりました.ただ,楽天は今は普及期なのでkoboの割引クーポンをぼんぼん投げてくれていますが,あと何年かして落ち着いたら多分そういうことはなくなるだろうなとは思っています.その時には今ほどハードの差はなくなっているでしょうし,iPadのようなタブレットももっと見やすく,バッテリーも長持ちになっているとは思うので,その時また考えればいいかなと思っています.もっとスキマ時間を活用したいなという人,もっと活字をよみたい人,電子書籍,お薦めです.