キャンプ場はこのあたりは、本当にどこにでもあるといった感じで、費用もほんの数ドルくらいしかとられません。日本では限られた山の限られたスペースにあるようなイメージですが、このあたりでは身近です。
新入生歓迎キャンプでは食事にひと苦労だったのですが、今回はDana先生(の奥さん)がスパゲティの準備をしてくれていました。
食べる前に"ミートソース知ってる？"と言われました。あたりまえじゃないかと思ったのですが、よく考えてみるとこっちの人にとって日本の食文化なんて夢想だにできないから実は適切な質問だと気づきます。
アウトドアクッキングの方法論の一つに事前クッキングという考え方があります。野外では火・調理器具ともに限られているので、あらかじめ部分的に調理しておき、半レトルト食品的な状態にして現場で仕上げるというものです。今回はDana先生(の奥さん)があらかじめミートソースの具とスパゲティに火を通していて、あとはソースを混ぜ合わせて、スパゲティを温めればOKの状態にしてくれていました。ちなみに日本ではあまり一般的ではありませんが、こっちではバジルやガーリックを混ぜているトマトソースがスーパーなどでかなり売っています。値段は日本とそんなに変わらないくらいですが、このあたり、日米の食文化の違いを感じます。
アウトドアの醍醐味はなんといっても野外の夕日・星空でしょう。こっちだと本当に人が住んでいないところには人が住んでいないので、天の川がきれいに見えます。寒いのですが。
僕の（じゃなかった、親から管理を任されている）カメラは60秒まで露出可能なのですが、ちょっとでも伝わるでしょうか？
