Kalessin Action ― The Never Ending Endeavour ―

地震・火山専門の研究開発員のブログ。あららぎハカセ(理学)。つくばで高いところに行くモノ🛰の中身を作ってます。

アメリカ人とハロウィーン

 高校生の頃、いわゆる同人活動に傾倒している友人がいました。結構優秀な人間で、結局東大に現役合格した位の人だったのですが、そういう能力の高い人がひとたび趣味に走るとどういうことになるかわ言わずもがなだとおもいます。ガクガク
 個人的な主義としてあまり他人の趣味に口出しはしないのですが、アニメのキャラクターに扮して一同に会するあの感覚は正直よくわからなかった。
 
 アメリカに来るまでは

 ここではどうだろう。さすがに普通の日からやっている人はいない。が、異変は昨日から起こった。
 スーパーマーケットで買い物をしようと入口をくぐるとレジの人の恰好がおかしい。笑えるというよりも、あまりにも大胆すぎてきっと、寄付かなにかのPRだろうと思った。でも、違った。
 しばらく店内を歩いていると魔女やピーターパンの恰好をして真面目に仕事をしている人がいた。僕はハロウィーンの仮装パーティはお子様向けのものだと思っていた。ちょっとまってくれ、街を歩いてみるとそこかしこにスーパーマンミッキーマウスになっているひと(子供ではない)が歩いているではないか。どうみても講義を終えたばかりの先生もいる。世の中どうなってしまったのだ。日本の一部の人間の仮装文化はこっちでははっきりいって目ではない。普通である。お、おかしいじゃないか。どうなっているのだ。 
 
 コンピュータ室でMatlabのコードを書いていたら前に座っていた女の子が言う
 「ねぇ、Run(僕のニックネーム)、明日のハロウィーンパーティ、行く?」
 どうやら所属学科挙げてやるらしい。こうなったら行くしかない。ファイナルファンタジーⅦでも主人公が”…覚悟を決めた”っていうシーンがあったが、まさにそんな感じである。結局数十分前に安上がりの衣装を購入したが、人生でこんな○ほをやる日が来るとは思わなかった。適当に魔法使いの恰好をしていこうとおもっていたが、定番すぎて売り切れていた。代わりに何を買ったのかは内緒である。
 日本ではマイノリティーの彼らの文化に僕は屈することになったのである。こんなカルチャーショックはない。この日、アメリカ人は基本的にはみんな●鹿になるのだ。いや、なりきれない人間がこの”お化けの時間”では馬○になるのである。

・・・・助けて下さい