さてさて、もう離婚寸前の僕らでしたが、ここであきらめるわけにはいきません。なにせ彼女とはこれから2年間は顔を合わせるわけですから、なんとか関係を修復しておかなくてはなりません。実は彼女とだけではなく、他のスタッフからも敬遠されるような目にあっていたのですが、なんにせよ、手を打つ必要があります。昔から僕は人づき合いが苦手*1なのですが、発想を変えて対処を考えることにしました。確かに、こちらを敬遠する向こうの態度にも問題があるかもしれません。、僕が博士をとったポスドクだと発生しない問題かもしれません。でも、向こうがナチュラル(?)な反応をしてくれるのは一つの経験なのです。アメリカでもそれなりの学位・経験者に敬意を払うのは当然です。学生として、ある程度それを取っ払った状態で経験できるのは、“乗り越えることができれば”チャンスなのです。
とりあえず、こんな対処法を考えてみました。
- 名前を覚える
- ちょくちょく話しかける。"How are you"をもちょっと具体的にして、相手に関心があることを示す。
- あまり不自然に会話を長引かせない。むしろ回数を稼ぐ。
- 笑顔(ひきつってても)
シンプルですが、人づきあいが極限に苦手な僕としては結構意識しなくてはいけない項目です。某テキサスの女の子や船員さんなんかにもちょこちょこ実践してみることにしました。1〜2週間くらいはかかったと思いますがちょっとは効果は上がったと思います。…まぁ、そんなわけで、なんとかはなったようです。そうですねー
人としては認めてもらったといったことでしょうか…ギリギリで。
どこまでいっても、自分からは逃げられない。
*1:現実には人との接し方は個人差があるので自分なりの距離感を見出していけばいいということだとおもいます。僕の周囲にいた人のように多少苦手だからといって個人差を考えず社会の屑呼ばわりするのはいかがなものかと思います。