バタバタしていたので書き忘れていたのですが、3月14日は円周率の日ということで信心深いUSAの方はパイをもちよって貪るそうです。この日はアインシュタインの誕生日(!)ということもあって、物理学を信仰しているかたもこの奇跡をクリスマスのように、こっそりお祝いするようです*1。
さて、この日はクラスメートのSさんが気合い入れてパイを作ってきてくれました*2。2時位に集まってということで食い意地の悪い僕は遠慮もせずコンピュータ部屋にのそのそと入って行きました。
“キャンキャンキャンキャンキャン”
(!)
なんと、手荒い挨拶を同期PhDのAさん*3のワンちゃんがこれ見よがしにしてくれました。彼女は旦那さん(なんだか頭良さそうなオーラを放っている所属不明の謎の中国人)とその日の前日からコンピュータ部屋で作業をしていて、家に誰もいなくなるからということで学校にダックスフンド(染色体XX)を連れてきていたのです。前日既に会ったはずの僕にわめき散らすので当然飼い主さんに怒られていました。こっちでだれかが怒っている声の調子は聞いたことなかったのですが、のりはやはり万国共通です。でも、そりゃ見た感じ怪しいやつにはとりあえず吠えますよね。番犬には大事な素質です。
パイは、こんな感じです。かなり彼女、手慣れている感じです。僕はお菓子のレシピはパイはないので、ちょっとうらやましかったです。タルトは作れるのですが。
さて、パイって、食べると当然のように屑がぼろぼろ出るので、ちょっと面倒ではあります。…が、この状況ではこれがかえって好都合です。
"染色体XXへの対処法は・・・・美味しいものをおなかに詰め込むことだ!*4"
僕はつい数分間前まで僕を不審者扱いしたワンちゃんに向かってパイのかけらをポイっとほうります。
パク
この様子に、飼い主唖然。僕の他にマネしようとする人がいないのをいいことに、この不審者はワンちゃんに餌を放り続けます。数分後の写真
もっとちょーだいといわんばかりに物欲しそうに僕の手をみているワンちゃん
Hさん“さっきまでキャンキャン吠えてたのに、今はRunの大ファン…”
飼い主“Runとこの子一緒にずっといたら、きっと太っちゃうわ・・・・”と、友人になついてくれたうれしさ半分、ちょっぴりショック(?)のようでした。