独立記念日@7月4日
エイリアンからの自立を勝取った、アメリカの祝日で最も大切な日の一つです。この日は大概みなさん家でBBQと花火を楽しむようです。USAでは花火はどちらかというとこの日専用(?)のような趣があります。
幸いなことに僕も某クラスメート殿からお誘いをうけまして、BBQへの便乗が許可されました。一応
potluck barbeque*1
ということで、各自好きなものを持ち寄って適当に焼いて食べるという形式のようです。これだとお互いにあんまり気を使わなくていいですね。しかしながらここで甘えてしまっていては僕の名前(?)がすたります。
"とりあえずつまむものは半既製品のマフィンをてっとりばやく焼くとして・・・照り焼き風焼き鳥でもすっかな"
焼きとりっぽいセットは実は出来あいのものが売ってあるのですが、ちょっと高いしいつも売っているとは限らないのです。とりあえず学校近くのスーパーに行ってみました。
"んっ?串売ってる・・・じゃあ自分で作るか"
というわけで肉類と野菜そしてトッピング用の品々を購入して家路に。既にバックミュージックは“Mr. 味っ子”です。
ルネ〜ッサンス情熱〜僕のこの手は〜♪
準備は万端♪
まだ量りを買っていないのでしばらくは手製マドレーヌとかマフィンとかはお預けです。しかもあいつらベンチマークタイム*2がいるし。しょうがないのでマフィンの粉は既製品を使います。
反則です。
混ぜるだけで、すぐ食べられる♪
焼きあがりの様子。
問題(?)はBBQの方ですが、これはもう適当にマニュアルなしで作るしかありません。買ってきたお肉を叩いて繊維をほぐした上で(これは、重要です)、食べやすい大きさにカットして
- なす
- 玉ねぎ
- ピーマン
- 長ネギ((USAの長ネギは長いというより、太い))
等をてきとランダムにバランス良く指していきます。作ったのは
- 牛串(塩)
- 豚串(バラではない(←殴))
- 手羽先(まんま)
- 牛串(照り焼き風)
ゆいいつの工夫ミソは照り焼き風の串(手羽先と牛串)です。みりんと醤油をベースにした下味に漬け込んでそのままポリ袋に入れます。焼くときに別に持っていくみりんと醤油+砂糖のタレをかけるのです。これはどういうことかというと、砂糖まで一緒につけてしまうと少し硬くなってしまうのです。仕上げのタレと仕込みのタレを分けておくのは、基本中の基本です。
さて結局その日の午後はほとんどの時間を作業に費やしてしまったのですが、いよいよ本番です(?)
あまりみなさん食べなかったので、焼いたのは結局僕が作ってきた串とAさん夫婦がアジアンテイストに仕上げてきた肉類だったのですが、わりと受けはよかったです。
USAでは、照り焼きは、はずさずに済む。覚えておくといい。
焼く係はレディーファーストな僕とAさんの旦那さまでした。
Turkish style tomato cucumber saladだそうです。
BBQのあとはみんなで河川敷の花火大会でした。実はこの時期はちょっと肌寒い位で、人出もまばらなので案外いい場所が見つかりました。クラスメートに感謝。
別れ際には手製の串に関する感謝をもらい、こうして見事僕は彼/彼女らの中に日本人男性に関する大いなる偏見を助長することに成功したのでした。
見かけにだまされないように。現実というのは常にひとつきりです。