"オレゴンブルー"という単語はどこで聞いたのかは忘れたのですが、ブルーベリーの品種のようです。僕は個人的にはオレゴン特有(?)の晴れ渡った空の色を形容する時に使います。オレゴンは基本的には春先と秋にかけてしとしとした雨の多い土地柄なのですが、地理的な条件からか、雨が降らないときは非常にすがすがしく晴れ渡った空がみることができます。日本は山間のなかに町が位置しているので、空一面に澄み渡った天気は比較的稀です。しかし、ここオレゴンでは特に夏場は奇麗な空がちょくちょく見れます。
良く言われるように、アメリカでは湿度が低いので、夏場気温が上がっても日陰に入るとひんやりとしているため、比較的過ごしやすいです。そのかわり朝方はかなり冷え込みます。窓を開けて寝るとちょっと寒い思いをすることになります。その一方で昼時は水浴びが出来るくらい気温が上がるのです。実際に近くの河周辺をサイクリングすると泳いでいる人が結構います。
こういった天気が、この辺りでは珍しくないのです。
現在非常事態発生のニュース(自分の方の問題はほぼ勝利宣言が出ているのでなんとかするとして)で僕の心は土砂降りなのですが、そんな思いとは裏腹の表情をオレゴンの空は時に見せてくれるのです。
