Kalessin Action ― The Never Ending Endeavour ―

地震・火山専門の研究開発員のブログ。あららぎハカセ(理学)。つくばで高いところに行くモノ🛰の中身を作ってます。

そう……一味………違うのね………

"USAの味覚"


アメリカ在住組にとってこれほどポピュラーかつ語りつくされきれないものはないでしょう。僕は以前この点についてブログで言及しましたが、何も知らない善良な身内から


”ちゃんとアメリカに適応しなさい”
(=味覚をちゃんと崩壊させなさい)


とその恐ろしさを知らないとしか言いようがないコメントを頂戴しました。多分シンプルな人なので、こっちにきたらそんな人もみんな


"◯◯しくない。。。"


とのたうちまわりながら味覚の崩壊に喘いでいくのでしょう。何もかもが美味しいわけではないとおっしゃった方もいらっしゃいますが、何もかもがそうではない現実も、ありうるのです。

何もかもがすごい美味しいってわけではないよ・・・。でもアメリカのパンとは違うかあ。ごめん。RT @kalessinlord: みんなが拷問のように美味しそうな日本の食べ物をポストし始めた。そんなに地雷を踏ませたいのか!
posted at 12:59:52

しかしながら、例外のない規則はないと僕は中学時代の数学の先生から教わりました。あらゆることに通底し、今でも頭の中を共鳴し続けている言葉通り、このUSAにも美味しいものは、存在するのです。たとえばこんなものはどうでしょう。



そうです。コーヒーです。ここアメリカ西海岸はコーヒー文化のお膝元。北隣のワシントン州、シアトルはあのスターバックスの発祥の地です。こんなにも悲しい味覚の文化から、あんなに美味しいコーヒーが出てくるのかはまったく理解を超えていますが、常に現実は想像を超えるのです。
ここユージーンでも地元のコーヒーショップは色々ありますし、お店でも手軽にバラエティ豊かな量り売りのコーヒーが購入できます。種類は20近くあるんじゃないでしょうか。デカフェのコーヒーも何種類かあるのが特徴です。もちろんスターバックスやピーツコーヒー(日本では進出に失敗してしまって味わえないブランドです)なんかも買えます。僕は断固たるコーヒー党なのでたまに日本茶に浮気しながらコーヒー文化にどっぷりつかっています。


しかしながら、美味しい物はこれだけではありません。みなさんはこれがなにかおわかりでしょうか?

はい、ヤギのギリシャヨーグルトです。なんじゃそらという方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらでは比較的どこでも手に入る乳製品です。日本ではちょっと風味に癖があるのと、もともとヤギを飼っている酪農家がすくないこともあってか僕は記憶にありませんが、普通のヨーグルトとは違った深いコクが楽しめます。
あんまりチーズ系は消費する習慣はないのですが、流石にチーズは日本と違ってバラエティ豊かです。ただあんまり安くないのでそこがなんとも言えないのですが。


絶望的な色合い味覚アメリカの食にも美味しい物は、あることはあるのです。