Kalessin Action ― The Never Ending Endeavour ―

地震・火山専門の研究開発員のブログ。あららぎハカセ(理学)。つくばで高いところに行くモノ🛰の中身を作ってます。

"結婚式の写真を頼まれたら?"−答えはイエス。君にしかできない役割があるという話

「結婚式の撮影をお願いできるか?」

もし
「結婚式の撮影をお願いしたい」
と言われたらどうするか?

”結婚式、撮ります!”

エスただしプロは別に(絶対)雇うべき」

ネットでこの手の質問をすると"難しいから断ったほうが良い"とさえいう意見もあります。
が、自分でやったところ、"自分しか見ていない視点の絵"って結構多いのです。プロカメラマンを雇うのは必須、マストです。プロは"外してはいけない最大の見せ場"は確実に、失敗なく収めてくれます。これは絶対押さえておくべきポイントです。式場は暗くなる時もあるので、絶対に収めたいシーンを失敗しないためにもプロの手は絶対に借りるべきです。しかし、プロカメラマンの撮影枚数には限りがありますし、新婚夫婦以外の写真はあまり撮りません。


演出上新婦が出れないけど気になる親族の顔合わせ

気をつけるべき点は

撮影できない場所やタイミングがある、ということです。教会式の場合、教会内では撮影NGで係りの人しか撮影したらダメな場所がありました。そういう場所はそれこそプロに任せればいいのです。あと、自分の役割があるシーンも当然撮れません。

マチュアが結婚式の撮影する場合、プロカメラマンが必ずしも撮影しないゲストや新郎新婦が(役割上)いない、見れないシーンなんかを撮影すると喜ばれます。枚数を取るのもポイントです。

一眼レフなら暗闇の演出も綺麗に収めることができます。

撮影するときは極力邪魔にならないように周りに注意することも大事です。あと、一か所で撮影を続けていると誰かの視界を遮ってしまうかもしれないので、動けそうならこまめに位置を変えると良いと思います。

あと地味な点ですが自己紹介や後述の公開リンクの話をして雰囲気を作っておくとカメラを向けた時とてもいい表情をしてくれる人が多いです。黙ってとるより遥かにいい絵が撮れます。しかも、プロカメラマンでは撮れない絵です。

こういうナチュラルなシーンも案外喜ばれます。
撮影枚数が多くなる(私の場合は6時間位で600枚位)ので写真はRawデータは必要ないでしょう。あと、バッテリーはフル充電しておいて、できれば予備バッテリーも持っておきましょう。

レンズは?

一眼レフ交換レンズだと交換レンズが気になるところですが...

「ズームレンズが基本だけど2〜3種類持っていってみると良い」

結婚式は割とテンポよく進んでいくので、性能が良いズームレンズがまずは一つあれば良いのですが、レンズ交換できるタイミングも実際には結構あるので、交換レンズも持っていくと良いです。僕の場合は単焦点レンズ望遠レンズを持って行って、結局両方ともそれなりに出番がありました。明るくして食べ物なんかを色鮮やかに撮りたい時は単焦点レンズの出番です。また、式場自体はそれなりに広さがあるので、望遠レンズだと行列などに近づけない場合に遠くから撮ったりとかもできるのです。

あと、慣れた人ならいっそマップカメラなんかでフルサイズをレンタルしても良いかもしまれません。

とった写真どうする?

ズバリ

"Google Photoでアルバムを作ってリンクをQRコードなどを使って共有"

すると大変良いです。新婚夫婦には生データをブルーレイに焼いたりUSBに入れてあげると完璧です。

感極まり...のシーンなんかは暗闇でも是非収めておきたいもの。

最後に

プロカメラマンではないアマチュアカメラマンの結婚式の写真は拾い物位に思っておくと撮れた写真も割と満足できてしまったりします。結婚式の主役は妹でしたが滅多に電話をかけてこない人が(600枚位の大量の)写真を見てすぐに"全然期待してなかったけど、自分が見れてないシーンとかも結構多いし、色々なゲストの写真も良い画質で撮ってくれたから凄い良かった!"とご満悦だった様子。

撮影した僕も正直あんまり期待はしていなかったのですが、新郎新婦さんが喜んでくれたのでヨカッタヨカッタ。


結婚式は皆さん本当に良い笑顔を見せてくれます。是非そんな笑顔を沢山残してシェアしましょう!