Kalessin Action ― The Never Ending Endeavour ―

地震・火山専門の研究開発員のブログ。あららぎハカセ(理学)。つくばで高いところに行くモノ🛰の中身を作ってます。

世界は美しい,そして,寒い

昨年末パリを訪れた際にエッフェル塔に登ってきました。スカイツリーと東京タワーはまだなのに、物事の順序が逆転しやすい自分ならではな感じがします。年内全てのスケジュールを終わってのフランス国内?旅行でした。夜の凱旋門からダイヤモンドフラッシュ*1を見終わってからの訪問でした。


エレベータ?徒歩?それが問題だ

エッフェル塔に登るにはチケットが必要です。”どこでもおんなじっしょ。行列の少ない方へ”とおもっていざチケットブースへ。買い終わったところで、通行人から

"ここは階段ですか?エレベーターですか??"


と聞き捨てならない質問をされました。うっ、全く考慮に入れていなかった。どうりで行列ができていない筈です。自分の答えは忘れてしまいましたが、適当に答えてセキュリティチェックのゲートをくぐります。自分たちの目の前にある延々と続く階段をみて、気分はFF7です。

雨、冷たくて

上着はそれなりに厚着していたからよかったのですが、私、その時凄い通気性がいい靴をはいていたんですね...買うときに"これは軽いけど、雨にはとても弱いので"と言われていたのですが、底がメッシュなので雨の日はほとんど草履と変わらない感じです。


雨+低温だと結構ひどいことになります。

塔の上も結構綺麗なイルミネーションなのですが、いかんせん、寒い...

おまけにこういう時に限って階段歩行です。

探せ、3階へのチケット

なんとかなるだろうと思って、実際になんとかはなったのですが、下で買ったチケットだけでは上までいけないんですよね。結局チケットを買い足すことになりましたがここまできてあきらめるのかと結構冷や冷やしました。確か夜遅かったので普通のブースが閉まっていて、探さないと売り場が見つからなかった記憶があります。

エレベーター周辺のむき出しの鉄骨。

あまりにも美しく、あまりにも寒い

チケットを手にいれた後はエレベーターの行列に並んで上に登ります。結構高い場所なので、足元は寒いし風は冷たいしで散々でしたが、流石エッフェル塔。もう、時間を止めてしまいたい位綺麗でした。正直あんまり期待していなかったのですが、本当に宝石のような夜景でした。


写真だと肉眼で見た鮮やかさまで写せなかったですが、この世のものとは思えない絶景でした。

ダイヤモンドフラッシュが間近で見れなかったのは残念でしたが,甲斐はありました....が,風邪をまた引いてしまい,結構ヒドイ目にあいました.宿泊は近くのビジネスホテルで男性のポスドクと宿代を節約するためダブルでとったのですが、ダブルって、基本毛布の取り合いになるんですよね...いやー、寒かったです。

*1:エッフェル塔は日没後の毎時00分から5分間に白色光のフラッシュになる