Kalessin Action ― The Never Ending Endeavour ―

地震・火山専門の研究開発員のブログ。あららぎハカセ(理学)。つくばで高いところに行くモノ🛰の中身を作ってます。

筆記具再考。そして、万年筆

書く。


研究で書かせない営みです。ここが楽しくなると研究もなんとなくうまくいっている気がするものです。
一言で書くといっても実際は目的や書くノート等、いろいろありあます。

  • 論文なんかで気になるところ(MOLESKINE
  • 数式その他、重要な論文のメモ(ラボノート)
  • 日々のメモ(野帳
  • その日のタスクなど、ちょっとしたメモ。(研究タスクノート)
  • 研究のプロット、コード(Evernote


数年前こういう記事をアップロードして、万年筆を買った話はしました。が、実はこの万年筆(ペリカン クラシック200)、若干弱点がありまして・・・使用頻度自体は若干減っています。

1)ペン先がかなり乾きやすい。特にエアコンの風にあたりながらだとカスカスとした感じになりやすい
2)考えながら書くと、やはりペン先が乾いてしまうので、連続して大量に書く場面でないとキャップの開け閉めが多く若干不便
3)細字だけど、海外ものなので、野帳には少し太い

でですね、最近はもっぱら、日本が誇る(?)超定番ボールペン


ジェットストリーム

安い、どこにでもある、使いやすい。完璧な筆記具の一つ。私の海外からのお客さんへの鉄板のお土産になっています。


にメインの座を譲っている感じになっていました。一方で若干いいものも欲しいかなーという気がしています。というのも、専門は地球物理なのですが、大量の数式を手でかいておきたいなというシーンは実は結構あるのです。書く負担が大きいと億劫になってしまい、細かいチェックを置き去りに...という状況もなくはないわけです。
実は万年筆は海外もので高いもの(>¥30k)だとペリカンのスーベレーンとか、モンブランのマイスターシュテュックとかありますが、国産だと10k円くらいで遜色ないもの(あるいはより高機能なもの)が買えてしまったりします。


パイロットの定番万年筆。ペン先が日本向けのデザインもラインナップしているのが特徴です。


神保町の万年筆屋。ここは定価販売ですが、ペン先を使いやすくチューニングし、なおかつアフターサービスが完璧。試し書きも基本できます。


そんなことを考えているとまた万年筆が欲しくなってしまいました。で、ついですね、神保町迄自転車をこいで行き、一番安いのを買ってしまいました。


ワンちゃんのペン先がかわいらしい...

本当は極細(EF)がいいかなと思っていたのですが、お店で試し書きするとどうも極細は0.3mmくらい?とここまで細くなくていいなーと感じ、細字(F)の万年筆を(衝動)買いました。
自分の用途ならどうも細字一本あれば事足りるので、どこでも持ち歩く分にはこの細さがいいかなという現時点での感触です。もうちょっと書いて、考えて、それなりの出番がありそうなら、改めてデシモでも買おうかなと思っています。


[rakuten:voice:10005740:detail]
私の決定版万年筆になるか?携帯その他にも最適。

ちなみに、パイロットだとインクの種類も普通のブルーブラック以外にも豊富にあったりします。ちょっとこだわりたい人にもうってつけです。
字はへたくそですし、そんなにマメな人間ではないですが、良い筆記具を使うと手が疲れなかったりノートをとるのが楽しくなったりしますから、こだわれる範囲ではこだわりたいかなと。当面はジェットストリーム+kakunoで模索予定です。

衝動買いした万年筆に入れた常用インク。小瓶を扱っているお店もあります。
こちらはセット品
パイロット 万年筆インキ INK-70-BB 70ml ブルーブラック

パイロット 万年筆インキ INK-70-BB 70ml ブルーブラック

定番ブルーブラック。実は耐水性が非常に高いそうです。